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在宅医療を受けるには

  1. がんや脳梗塞などの重い病気で病院に入院し、その後、自宅療養を希望される方
     まずは病院の主治医に相談してみてください。
     また病院には「地域連携室」「医療連携室」という部屋があります。そこを訪れて相談するのもよいでしょう。「医療ソーシャルワーカー」や「看護師」が、患者さんやご家族の相談に応じています。在宅医療を行う医師を見つけたり、紹介したりしてくれるはずです。
     在宅医療を受けるようになっても、病院の主治医にはかかりつづけることができます。
     例えば、毎月一回病院にかかりながら、それと並行して、在宅医療を受けることもできます。また、在宅医にかかっていて、入院が必要なときには、もとかかっていた病院に入院することもできます。
  2. 病院に通院している方
     まずは主治医に相談することをお勧めします。
     ただし病院の場合は、主治医の先生に往診してもらうのは難しいかもしれません。その場合は、上に述べた「地域連携室」の扉をたたくことをお勧めします。
     そして、在宅でのかかりつけ医を紹介してもらいましょう。
     また、実際にかかりつけ医を受診する際は、紹介状を書いてもらい持参しましょう。
  3. 開業医院に通院していて、次第に障害が重くなり通院が困難になったため、在宅医療を希望される方
     まずは、かかりつけの先生に相談してみましょう。
     外来ばかりでなく、訪問診療を行ってくれる診療所も増えてきました。かかりつけ医としての信頼関係があるため、もし訪問診療が難しくても相談にのってもらえると思います。
  4. 自宅の近辺で、在宅医を探す
    以下のような相談窓口に問合せしてみましょう。
    ・市役所の介護・福祉窓口
    ・地域包括支援センター
    ※地域包括支援センターは、原則的に地域の高齢者の在宅療養を支援するセンターです。
     ただし高齢者に該当しない場合でも、問い合わせ窓口がわからない場合には、まずは相談してみるとよいでしょう。
  5. インターネットサイトなどで探す
     在宅療養では、最寄りの医療機関や介護施設を利用すると緊急の場合の対応が早いなどのメリットがありますが、当サイト以外にも岐阜県医師会のはやぶさネットなどの在宅医療検索サイトを利用して周辺地域から在宅医を探す方法もあります。
     ただし、ホームページだけではその医療機関の最新の情報は分かりにくいこともあります。ホームページで探し当てた医療機関には、ご家族だけでもいいので必ず事前に電話あるいは直接訪れて相談されることをお勧めします。もし可能であれば、現在の主治医から紹介状を書いてもらって相談時に持参するとなおよいでしょう。